杉岡恵美子
杉岡恵美子
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プロフィール
杉岡恵美子
杉岡恵美子
SUGIOKA EMIKO
(1936~2022)
PORTRAIT
人物像
昭和11年(1936年)2月24日、愛媛県松山市に生まれる。幼少期を同地で過ごすが、戦時中の空襲により家を焼失し、広島へ移住。広島女学院高等学校を卒業。
その後、杉岡昭吾氏と見合い結婚。見合いの席では昭吾氏が二日酔いという状態だったが、それを理由に断るということはなく結婚を決意。自由奔放で豪放磊落な昭吾氏を、恵美子氏は傍らでしっかりと支え続けた。晩年、昭吾氏は「本当によくやってくれた」と深い感謝の言葉を残している。人間への深い愛情と芸術への敬意が、二人の絆を長く強く保ち続けたのだろう。
恵美子氏は家庭を支える傍ら、レタリング、洋画(県美展入選)、日本画、洋裁、編み物など多彩な趣味に親しんだ。夫・昭吾氏の没後には、遺作展(県民文化センター)に出品された作品の補修を自ら手がけるなど、芸術への理解と愛情を示した。
晩年の約30年間は、草木染めやパッチワークに情熱を注ぎ、特にパッチワークでは「平和のパッチワークキルト展」に出品。中国放送賞、商工会議所賞など数々の賞を受賞した。教室に通うことなく独学で作品を制作し、他の受賞者が専門講師である中、異彩を放った。
3人の孫に囲まれながら、寝食以外のほとんどの時間を草木染やピースフルキルト制作に費やし、創作を通じて平和と希望を紡ぎ続けた。晩年には、夫・昭吾氏と同様に「自分の人生に悔いはない」と語り、静かにその生涯を閉じた。享年86歳。
杉岡恵美子
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色と記憶の中を歩く ――
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